早熟タイプは身長が伸び悩む、成長特性で最終身長が変わる!

早熟タイプはチビになりやすい。
チビという衝撃な言葉で表現してしまいましたが、早熟型の子供は晩成型の子供よりも一般的に低身長で止まりがち。
なぜ早熟タイプだと低身長になってしまうのか、これが実は日本人と欧米人の最終身長の違いだったりします。
目次
早熟タイプの成長特性を知れば低身長の理由がわかる
子供はすぐにでも大人になりたいとか、少しでも大人っぽいことに憧れますよね。
性格的にそういう傾向があるだけならまだしも、成長特性が早熟型なら最終身長の高さを危惧してあげるべき。
早熟タイプは成長期の到来が早く、あっという間に終わってしまうから。
成長期の終わりとは、身長が伸びなくなるということでもあるので、終わってしまえばもう二度と自然に身長を伸ばすことが出来ません。
しかも成長期の長さは誰もが同じくらいなので、早熟タイプで早くくれば来るほど、あっという間に終わってしまう。
身長を伸ばすことができる時間が短いということを意味している状態。
身長を伸ばす時間がながければ長いほど、子供は成長できますが、短ければそれだけ早く身長が止まってしまい低身長になってしまうんです。
早熟タイプの子供はチビになりやすいのも当然のこと。
この成長特性を理解していれば、早熟型は良くないということが分かるでしょう。
早熟タイプの子供は心身のバランスも乱れやすい
さらに問題になるのは、頭と心は子供の状態なのに、身体だけ大人になってしまうということ。
精神と身体の乖離が起こり、それをきっかけに心身のバランスを崩してしまう子供も多いんです。
早熟型の子供は、実際には何もメリットがなく、単に早く大人になってしまうという事実があるだけ。
だからこそ、子供の早熟化は予防してあげるべきですし、少しでも晩成型の子供に育ててあげるようにしましょう。
早熟型と晩成型の違いを決定する理由とは?
早熟型にメリットがなく、晩成型の方が良いと言われても、成長特性は遺伝的な部分が強く、簡単に変えることが出来ないのではと思うかもしれません。
確かに遺伝が子供の成長に様々な影響を与えることは否定しません、でも子供の成長特性は生後の生活習慣でいくらでも改善することができます。
お子様の年齢が低ければ低いほど、成長を緩やかにして晩成型の子供として育てることも可能。
どんな子が早熟タイプなのかといえば、
- 夜寝るのが遅く睡眠不足
- 日中に外で遊ばない
- 明らかな運動不足
- 肥満体型やぽっちゃり体型
- 便秘がち
- 慢性的なストレス状態
- 脂っこい食事が好き
幼少期からこのような生活習慣で過ごしていると、子供は早熟化が進行することがわかっていますので、この逆の生活習慣で過ごせば良いということ。
晩成型の子供に育てることは、これらのことを意識的に改善してあげると非常に効果的ですが、できるだけ低年齢で実践することが大切。
すでに小学校高学年や中学生になっているのなら、早熟型か晩成型かは決まっていますので、努力しても入れ替えることはできません。
しかし生活習慣を改善することは、性成熟の進行速度を緩やかにすることにつながりますので、少しだけ身長を伸ばすことができる時間を延長させることもできるでしょう。
晩成型のデメリットはないのか?
早熟型よりも晩成型が心身の成長に役立つことはわかったけど、晩成型のデメリットってないのという疑問があるかもしれません。
ズバリ、晩成型のデメリットはありません。
第二次性徴期が到来しないとか、病的な状態であることは問題ですが、単に成長期の到来が遅いだけなら、全く問題はなくメリットばかり。
身長を伸ばしたい子供なら、成長期の到来が1年遅くなれば身長は6cmほど高くなります。
これって凄い違いだと思いませんか?
実は日本人と欧米人の平均身長の違いが、この部分にあったんです。
欧米人は日本人よりも晩成型なので後半の伸びが凄い!
欧米人は一般的に日本人よりも平均身長が高いですよね?
あれは男子も女子も思春期の到来が1年〜1年半ほど遅いから。
遺伝的な違いというよりも、成長特性が異なることで、身長を伸ばすことができる時間が欧米人のほうが長いので、中学生以降もグングン身長が伸びるんです。
それが日本人男子の平均身長が170cm、アメリカ人男子の平均身長が177cmという違いにつながっているといえば、わかりやすいでしょう。
実際に平均身長の推移を比較しても、中学生頃まではあまり変わらず、日本人の方が早熟型なので、身長が伸びるのが早いんです。
しかし中学生以降、高校生での身長の伸びに関しては、アメリカ人は勢いが続きますので、そこで伸びる分だけ、日本人よりも平均身長が高い。
日本人は元々欧米人よりも早熟化傾向が強いので、それを理解して晩成型の子供に育てることが大切です。
早熟タイプの中学生が意識すべきことは?
この記事を読んでいるのが息子さんや娘さんが、幼稚園くらいのお母さんなら良いですが、多分、すでに中学生になっているお子様をお持ちの人がほとんどでしょう。
この年齢になってしまうと、早熟タイプなら早熟タイプ、晩成タイプなら晩成タイプのまま成長していきます。
成長特性を中学生で変更しようと思っても、非常に難しいこと。
そんな場合はどうすればよいのか?
限られた時間しかないことを理解して、少しでも効率的に身長が伸びる方法を考えてあげるべきでしょう。
実際におすすめの方法としては、成長ホルモンの分泌量の促進と、普段の食事での栄養摂取。
この2点を改善してあげることが、最も効率的に身長を伸ばすことができる方法です。
成長ホルモンは睡眠の質を向上させること、運動を行うこと、1日3食しっかり食べることで、分泌する量や回数を増やすことが可能。
栄養面は良質なタンパク質を中心に、様々な食材を食べさせることで栄養バランスを整えてあげるべきでしょう。
ただ普段の食事だけでは、中学生の成長に必要な栄養素をバランスよく摂取することができませんので、サプリメントなどを組み合わせて摂取させるべきかもしれません。
サプリメントもどんな商品を選ぶかが大切で、タンパク質を中心に栄養バランスに優れたもので、原材料が天然成分を多く活用している商品にしましょう。
そうすることで、成長期に必要な栄養素を補給することができ、中学生での身長の伸びを最大化することができます。
ちょっとしたことを意識するかしないか、これが身長の伸びを効率化できるか否かに関わっていますので、ぜひ気をつけてあげてくださいね。
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【追記】→番組の放送内容まとめ。
>>子供の身長を伸ばすには、普段の食事+サプリメントという考え方が大事!<<
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