大豆製品は女子の思春期を早めたりデメリットの多い食品なのか?

大豆製品を食べすぎることで、女の子の思春期を早めたり早熟化傾向が強まる事があるのでしょうか。
気になる大豆製品を女の子が食べることで起こるメリットやデメリットをまとめて紹介します。
大豆イソフラボンが話題の大豆製品が、女の子の思春期や身長に与える影響をまとめて解説しますので、気になる方はぜひチェックしてください。
目次
大豆製品は子供の成長に役立つ豊富なタンパク質を摂取できる
男の子でも女の子でも、大豆製品を普段の食事で積極的に摂取することは非常に大切なことで、身長を伸ばす際に必要になるタンパク質を豊富に含んでいる食品。
幼少期からのタンパク質摂取量が子供の身長を伸ばす際に非常に重要で、どれだけ大量のタンパク質を摂取できるのかで最終身長に大きく影響します。
しかもタンパク質の中でも、子供に不足しがちな植物性タンパク質なので、タンパク質のバランスを整えるという意味でも、大豆製品を普段から食べることは非常に大切。
もし普段の食事で、動物性タンパク質ばかりを摂取していると、体内が酸性に傾いてしまい、健康にも悪影響を与えますので、そういった面でも大豆製品は食べたいところ。
しかし大豆製品といえば、更年期の女性などには大豆イソフラボンが気になるのではないでしょうか?
大豆イソフラボンは女性ホルモンのような作用をしますので、もし大豆製品を女子に食べさせすぎてしまうと、性成熟が早まり思春期や成長期が早く来てしまうのではないか?
確かにそう考えてしまう気持ちも分かりますし、そこははっきりさせておきたいところ。
確かに早熟化の原因になるなら、タンパク質が豊富でも大豆製品は女の子には食べさせるべきではなく、男の子だけにとどめておきたいですよね。
実際にどうなのかをこの記事では、詳しく解説していきたいと思います。
大豆イソフラボンだけでは女性ホルモンを活性化できない
大豆製品(納豆や豆乳)には、非常に豊富な大豆イソフラボンが含有されていますが、実は大豆製品を食べても女性ホルモンが活性されるわけではありません。
大豆イソフラボンと女性ホルモンの活性化には、腸内細菌のエクオール産生菌が関係しており、まずはエクオール産生菌が存在しないと大豆イソフラボンを食べてもまったく影響しません。
ではエクオール産生菌はどのくらいの人の腸内に存在するのか、欧米人のエクオール産生菌の保有割合は20〜30%、日本人の場合は50〜60%と言われている状況。
しかもこのエクオール産生菌の保有割合は、年齢が低いほど低く、最近の子供世代では欧米人と変わらないくらいしか保有していないと言われています。
エクオール産生菌を保有していなければ、大豆イソフラボンが女性ホルモンを活性化することがありませんので、そこまで影響が出ないといえるでしょう。
また万が一、エクオール産生菌の影響で女性ホルモンが活性化されても、本来のエストロゲンの影響の1000分の1程度しか変わりません。
エストロゲンの分泌量が激減している更年期世代なら、大豆イソフラボンの作用で女性ホルモンの活性化の影響を受けますが、若い世代ではそこまで影響を受けない。
これが実際の大豆イソフラボンと女性ホルモンの関係ですので、女の子に大豆製品を食べさせたからといって、すぐに早熟化が進行して思春期の到来が早まることはないでしょう。
とはいえ、あまりにも大量に摂取すれば影響がでることも考えられますので、過剰摂取さえしないように注意してください。
大豆製品は背を伸ばしたい女子なら積極的に食べたい食材!
大豆イソフラボンが女性ホルモンのエストロゲンの活性を促進し、思春期や成長期の到来を早める作用はほぼないことがわかったと思いますので、ぜひ積極的に摂取しましょう。
成長期や思春期までの身長の伸びは、幼少期からのタンパク質摂取量が非常に重要ですので、大豆製品(豆腐・豆乳・きなこ・納豆)などはぜひ食べたいところ。
成長ホルモンの分泌に役立つ作用のあるアルギニンも、湯葉や高野豆腐には大量に含まれている事がわかっていますので、そういった部分でも大豆製品を活用したいですよね。
豆乳と牛乳は見た目は似ていますが、牛乳が動物性タンパク質なのに対し、豆乳は植物性タンパク質という大きな違いがあります。
この違いが子供の健康にも非常に役立ちますし、タンパク質を構成するアミノ酸のバランスを整えてくれる作用がありますので、そういった面でもメリットが。
しかも大豆製品は、肉類や乳製品と比較すると、脂肪分やカロリーなども少ない特徴がありますので、体型を気にする女子にとっては非常に嬉しい事ですよね。
タンパク質の摂取源としても効果的で、さらに女の子にとってはよいことだらけですので、ぜひ普段の食事で大豆製品をしっかり摂取するようにしましょう。
そうすることで、成長期までの身長の伸びを効率化することができますので、ぜひおすすめします。
女子の早熟化要因は食事よりも睡眠不足や生活習慣です。
大豆製品の摂取で女の子の早熟化が進行することを懸念しているのなら、それよりも気をつけるべきは、普段の生活習慣かもしれません。
特に幼少期からの慢性的な睡眠不足は、子供の性成熟を促進し、成長期や思春期の到来を早めることがわかっていますので、今すぐに改善したいこと。
しかし女の子でも小学校高学年になる頃には、遅くまで起きていたり、なかなか寝てくれないなど、睡眠不足の状態が続くことも。
小学生の女の子でも9時間以上の睡眠時間を確保したいところですので、このあたりはしっかりお母さんが管理してあげましょう。
また規則正しい生活生活習慣で過ごすことで、成長ホルモンの分泌量が増えたり、子供の成長にとって非常に良い状態になりますので、そこも大切なポイント。
いずれにしても、成長期や思春期が終わってしまうと、子供は身長を伸ばすことができなくなりますので、それまでに効率的に身長を伸ばす方法を実践してください。
そうすることで、将来的な低身長のリスクを回避できますので、少しでも大きく成長させたい場合には、しっかりサポートしてあげましょう。
今回の記事で、女子の成長や身長の高さに大豆製品は悪影響を与えないということがわかったと思いますので、積極的に食べさせてあげてくださいね。
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【追記】→番組の放送内容まとめ。
>>子供の身長を伸ばすには、普段の食事+サプリメントという考え方が大事!<<
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